ティモシェンコ女史の悪夢、再び [ロシア・ウクライナ]
すっかりティモシェンコ・ウォッチャーだったことを忘れていました。
本当のところの背景はわかりませんが権力闘争とは怖いものかもしれません。
もはやロシアの有名歌手ニコライ・バスコフにうっとりしている場合ではなくなったようです。
というか、このコンサートって主役は「百万本のバラ」のアラ・プガチョワさんでしたよね。完全に主役を喰ってます。プガチョワと言えば、先日ウクライナの隣国ロシアの次期下院選に与党系のリベラル政党「正義の事業」から立候補を表明していますが、その数日後「正義の事業」党首の大金持ちプロホロフ氏が解任されるということがありました。
ティモシェンコ女史とプガチョワさんは交流があるようですが、女史の有罪判決と党首解任劇と何か関係があるのでしょうか?
ちょっと古くなりましたが、ティモシェンコ女史の法廷で逮捕される様子も載せておきます。
今回実刑判決ですが、そのうち、また地元のファッション誌を賑わせてくれることに期待します。
事件の詳細を知らない私ですが、ティモシェンコ元首相の件、冤罪では?と思っています。
ウクライナは、大統領選に絡んで毒殺未遂事件も起こっていた国なので。
ウクライナで、公正な選挙、公正な裁判が行われるよう、祈っております。
追伸 話変わってすいませんが、ヨーロッパ繋がりで、ヨーロッパの金融不安についても、少し書かせてください。すいません。
11日、スロバキアで、欧州連合(EU)の債務危機国を支援する「欧州金融安定化基金(EFSF)」の規模・機能拡充案が、棄権者のために否決されたそうです。
でも、スロバキアの政権は、再投票では野党の支持を獲得して同案を可決させると明言したそうです。(再投票は、近々行われると聞きました。)
ヨーロッパの金融不安は、成果主義者達の仲間による、不当な格付けが原因と私は思っております。
ヨーロッパが、そして世界が、成果主義者の仲間達によって、隷属させられることのないよう、「欧州金融安定化基金(EFSF)」の規模・機能拡充案の可決を祈って止みません。
by 通りすがりです (2011-10-12 13:40)
上の私のコメントに訂正があります。すいません。
「ティモシェンコ元首相」でなく、「ティモシェンコ前首相」が正しいですよね。
間違えてすいませんでした。お許しください。
by 通りすがりです (2011-10-12 13:57)
コメントいただきありがとうございます。
こちらも事件の正確な詳細はわかりません。多分、ロシアが突然ウクライナへの天然ガスの供給を止めてしまった時の解決金について、当時の交渉責任者としての責任が問われているのだと思いますが、彼女だけに問題があったとするのは疑問を感じます。
7年という判決から減刑を前提に入れても次の大統領選が終わるまで黙っていろということなのかもしれません。少なくとも、ここしばらくは静かにしていてくれということはあると思います。
欧州の金融問題はスロバキアにとってはやりきれないでしょうが可決の方向に向かっているようで当面の危機は脱したみたいですね。ただ、まだまだ楽観視できないところが痛いところでもあります。
by ベレゾフスキー (2011-10-12 23:47)